orange(オレンジ)の言葉の由来は?始まりはインドのnaru(ナル)という言葉からだった?

オレンジの語源の由来はインドにあった

オレンジの名前の由来をご存知でしょうか。オレンジは英語でorangeと書く通り、英語圏から伝わりました。正確にいうとイギリス英語だそうです。

はじめてオレンジに名前を付けたのは、ドラヴィダ人です。ドラヴィダ語系の26の言語を使う民族の総称になります。オレンジの原産が南インドであることから、その地域に住んでいたようですが、今はその他にスリランカやアフガニスタン、ブータンなどでもドラヴィダ語が使用されているようです。現在はドラヴィダ語族を話せる人口は2億人以上なのだとか。意外にも大人数です。

トラヴィダ人はオレンジのことを「 naru(ナル)」と呼んでいたそうです。香り高いというニュアンスになります。オレンジの芳醇な香りからそう名付けられたのでしょう。その後、naruは僧侶や王族などの知識階級が使用するサンスクリット語「nagarunga(ナガルンガ)」と変化していきます。サンスクリット語とは古代インドで使用されていた言語です。

古代インドに伝わった後、現在のイランを中心とした国家、古代ペルシア帝国(アケメネス朝ともいう)の古代ペルシア語「naranga」の文字になりました。古代ペルシアは象形文字とダレイオス1世が有名です。

 

オレンジはアジアからヨーロッパ大陸へと渡る

オレンジはアジアからヨーロッパにも渡っていきます。東ローマ帝国(ビザンティン帝国)では「nerantzion」と呼ばれていました。東ローマ帝国が栄えたのは4世紀から1453年の首都コンスタンティノープル陥落までですから、オレンジの歴史を考えると1000年以降からその名が付いたのでしょう。

その後、スペインでは「naranja(ナランハ)」と呼ばれ、イタリアでは「arancia(アランチャ」」、南フランスのプロヴァンス地方では「auranja(アランハ)」に変化していきます。フランスで金を意味する「or(オール)」が先頭に付けられ「orange(オランジュ)」となり英語で「orange(オレンジ)」となりました。

おすすめ商品一覧

juneroハミガキ粉

juneroハミガキ粉

おすそわけマーケットプレイス
ツクツク!!オンラインストアへ
オフィシャルホームページ
公式オンラインストアへ
おすすめ商品一覧