オーガニック野菜の鮮度の良さ
有機栽培の野菜は美味しいと言われていますが、それはなぜなのでしょうか。まずは野菜を美味しく食べるための条件についてですが、1つ目の条件は「鮮度」です。どれだけ高い野菜を買ったとしても、鮮度が悪ければ野菜の味は台無しです。たとえ長期保存が可能な野菜であったとしても、やはり採れたてにはかないません。そして、中には、枝豆やトウモロコシなど、時間が経つとすぐに味が落ちてしまう野菜もたくさんあります。
野菜は旬が一番
そして、野菜のおいしさの秘訣といえば、「旬」の野菜がおいしいというのはよく知られていることです。近年では通年栽培の技術が進歩していることや、野菜の生育地が違うことから、基本的な野菜は常にお店に並んでいるという状況が普通になっています。そのため、いつどんな野菜が採れるのか、「旬」という感覚が買い手側にも売り手側にも薄れてしまっています。それだけでなく、イチゴなどはマーケットや流通の関係で、なんと旬の時期そのものが変更されてしまっているのです。ですが、本来野菜にはそれぞれのベストシーズンというものがあります。その点、有機野菜はそれぞれの野菜が育てやすい、本来の旬の時期にちゃんと栽培がなされます。そのため、オーガニック野菜を食べるということは、一番おいしい旬の時期に旬の野菜を食べれるということなのです。
身体にもメリットが
オーガニック野菜はおいしいだけでなく、身体にとってもメリットがたくさんあります。たとえば、オーガニックの穀物には、一般的な農法の穀物と比べて、脂肪の燃焼を助けてくれる成分が12%も多く含まれています。そのため、食べ続けることで体重減少の効果が期待出来るということです。また、オーガニック食品には免疫アップにつながるビタミンCや、抗酸化成分が通常の商品よりも多く含まれていることも明らかになっています。このように栄養価が高いことも、オーガニックをあえて選択する理由といえます。