ローズマリーは昔から若さを取り戻すハーブや、記憶力を増強するハーブとして親しまれてきました。実際にその証拠にローズマリーには強力な抗酸化成分があり、アンチエイジング素材として利用されています。
その他にも肌を整える作用として、ハリや艶を出してくれる天然の保存料として使われており、肌荒れなどを防ぐ効果も認められています。更に皮膚の炎症にも効果があり、ヘアケア剤やスキンケア薬品などにも使われるなど、幅広い利用方法が存在します。
美容効果としてのローズマリー葉エキス
主にタンニンやフラボノイド、ロズマリン酸が含まれているため、みずみずしさを維持してくれます。更にこれらの栄養素は炎症を防いでくれ、抗菌効果や抗酸化効果にも優れています。そのため、肌のアンチエイジングに最適なエキスとなっています。頭皮や髪にも効果があり、抜け毛防止やフケの防止、更に育毛促進や白髪への防止にも使われています。
アロマセラピーとしてのローズマリー葉エキス
ローズマリーには神経を刺激してくれる効果があり、集中力や記憶力をアップさせる効果があります。更に香りも刺激が強めのため、朝の目覚めや頭をリフレッシュさせたい時に使用されます。なお、ローズマリーは3種類のケモタイプに分類されており、それぞれで消化機能に効果があるものや、肩こりや筋肉痛など効果が異なります。
医療分野としてのローズマリー葉エキス
ローズマリーには血液循環を促進させる効果があり、食欲不振や肝機能の低下、便秘や消化器系の活性化などにも用いられます。昔からローズマリーには肉や魚のにおいを消し、鮮度を保つ効果があるとわかっていたため、それらの要素が体にも影響されていると言えます。
ローズマリーはハーブの代表的な植物と認知されるほどポピュラーな物ですが、その性質は多岐にわたり、利用できる優れたハーブです。美容や健康、医療の面でも使われていますが、近年ではご家庭で簡単に栽培できるようになっているため、ぜひ育ててみて下さい。