古代から薬として使われてきた青みかん
オーガニックブランドjuneroの製品に使われている原材料の中でも、特に注目したいのが青みかんです。おいしいみかんを作るためには、熟す前に間引きをする必要があります。この熟す前の緑色の小粒なみかんを、青みかんといいます。
まだ熟していないのでとても酸っぱく、果実として食べるのには向いていないため、これまで市場にでることは、ほとんどありませんでした。
しかし近年、この青みかんが脚光を浴びています。もともとみかんは漢方薬として知られており、1500年以上前からアレルギーを始めとする様々な効果がある薬として、中国や日本でもみかんの皮を乾燥させた「陳皮」が使われていました。陳皮は七味唐辛子の材料の1つでもあり、私たちにも親しみのある食べ物です。
実際に近年の研究でも、花粉症などのアレルギー症状を改善するなど様々な作用が報告されています。アレルギー症状を改善するのは、青みかんに含まれる「ヘスペリジン」という成分です。
様々な効能で注目されているヘスペリジン
ヘスペリジンは抗アレルギー作用があることで一躍注目されるようになったポリフェノールです。アレルギー反応によって起こる炎症を抑えてくれるので、花粉症の症状改善や予防効果があることがわかりました。
ヘスペリジンはみかんがオレンジに熟すににつれて、どんどん減っていきます。このため、青みかんに含まれるヘスペリジンの量は、熟したみかんの数十倍にも上るのです。
抗アレルギー作用だけでなく、血管を強化する働きもあります。その結果として血流が良くなる、コレステロール値や血圧が下がるといった効果もあるとされています。また、血管が強化されると末梢まで血流が行き渡りますから体温が上がり、冷え性改善にも効果があります。
さらに骨密度が低下するのを抑える働きもあるため、骨粗鬆症の予防にも効果的といわれています。
このように様々な効果が期待できる青みかん。juneroに使われている青みかんは、完全無農薬栽培で有機JAS認証を取得しています。このため化粧品はもちろんのこと、juneroの認証品であるオーガニック青みかんを原材料に使用したキャンディーなどの食品も安心して食べられます。
