1.ハンドクリームに求めるものは
寒い季節になると、かゆみ、赤み、ひび割れなど、手のトラブルに悩む人が増えてきます。また、手湿疹、あかぎれ、しもやけなどに悩む人も多く、「今年こそは!」と並々ならぬ決意で冬を迎える人もいるのではないでしょうか。手には皮脂腺がほとんどないため、皮脂の分泌ができず、肌表面がダメージを受けやすくなっています。そんな手のトラブルを予防、改善する方法として、ハンドクリームを使用するのも一案です。いろいろなタイプのハンドクリームがあるので、自分の条件に合ったものを選びましょう。
2.ハンドクリームに含まれる成分を確認しよう
ハンドクリームの購入に際しては、含まれる成分をしっかり確認する必要があります。保湿性を重視するなら、うるおい成分やビタミン類などを配合した商品がおすすめです。手に湿疹や水ぶくれなどがある場合は、炎症を抑えられるステロイド剤の塗り薬がよいでしょう。ただし、ステロイド剤の使用は医師の指導のもと、正しく使用することが大切。また、ステロイド剤に限らず、体に合わないと感じたときは、速やかに医師に相談することが大事なポイントです。
3.ハンドクリームは香りも大切
ハンドクリーム選びに際しては、好みの香りかどうかも大事なポイントです。無意識のうちに手を顔に近づけることもあるので、不快な香りは避けたいところです。そんななか注目されているのが、ネロリの香りがするハンドクリームです。クナイプから発売されているハンドクリームの一つ「ネロリの香り」は、さらさらタイプの商品です。手肌への浸透が早いのでベタつかず、手作業にストレスを感じないといったメリットがあります。天然美容成分としてアーモンドオイルとダイズオイル、香りにはフレッシュで甘いネロリが使われています。
ネロリはビターオレンジ(ダイダイ)の花から採った精油で、不安や緊張の緩和、自律神経の調整など、心身両面への働きが期待されます。こちらのハンドクリームには20mlと75mlの2種類があるので、小さいサイズから始めるのもよいかもしれません。