日本固有の柑橘類の一つ橘と橘ネロリの魅力に迫る!

1.そもそも「橘」とは?

柑橘類にはいろいろな種類があり、日常生活のさまざまなシーンで取り入れられています。ふだん接する機会のない柑橘類も含めると、その種類の多さに驚く人もいるでしょう。ただし、日本固有の柑橘類は「沖縄のシークワーサー」と「橘」、わずか2種類だけなのです。

その一つ「橘」は古事記や日本書紀などにも登場。京都御所の「佐近桜」「右近橘」としてもお馴染みです。雛飾りの桜と橘もこちらに由来しています。さらに、日本十大家紋の一つなので、目にすることがあるかもしれません。橘は不老長寿の木で、常緑からは「永遠」を連想させる縁起物として珍重されてきました。そのため、橘は文化勲章の図柄に使用されています。また、身近なところでは500円玉のデザインとしてもおなじみです。

 

2.素朴な疑問!橘ネロリもネロリ?

ビターオレンジ(ダイダイ)の花から抽出される「ネロリ」は、多くの人から支持される精油(エッセンシャルオイル)です。ビターオレンジを含め、柑橘類の花は香りがよいことから、人気を博しているのではないでしょうか。このような理由から、ビターオレンジ以外の柑橘類の花もネロリの範囲に含まれることが少なくありません。もちろん、橘の花から採れる「橘ネロリ」も例外ではないのです。

 

3.橘ネロリのチンキが人気!チンキの特徴とは

「クリスタル ティー」では、橘ネロリチンキを販売しています。ビターオレンジの花でつくられたネロリはすごく甘い香りがありますが、橘の花が原料のネロリチンキは、さらにみずみずしさを感じることができます。ちなみに、チンキとは植物に含まれる成分をエタノール、あるいは、エタノールと精製水との混合液に浸してつくった液体のことです。水溶性の成分のみでつくるハーブティーよりも植物成分がより濃く抽出される、フラワーエッセンスのように飲用できるなどのメリットもあります。

 

4.橘ネロリを生活の一部に

橘などのハーブチンキは単品ではなく、複数の種類をブレンドして使うこともできます。ハーブティーとして飲用する(アルコール成分は飛ばす必要あり)ほか、ハーブバスとして楽しむのもよいでしょう。ハーブチンキを購入した人からは、持ち歩けて便利といった声も寄せられています。

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