オーガニックシャンプーと界面活性剤について

1.オーガニックシャンプーは敏感肌向け

敏感肌に悩まされていると、日々のケアも大変です。シャンプーは髪の毛や頭皮の状態を整えるために使うものですが、敏感肌の状態だと逆に頭皮にトラブルが起こる恐れがあります。一般的なシャンプーには合成界面活性剤が含まれていて、汚れを落とす力は強いのですが、合成界面活性剤は体にとってよくないのではと言われることも多いのです。もちろん、肌の強さによっては悪影響をさほど受けないケースもあるはずですが、敏感肌に悩まされているのであれば、より肌に優しいオーガニックシャンプーがおすすめです。合成界面活性剤が含まれていないオーガニックシャンプーで本当に汚れが落ちるのか、そう疑問を持っている人もいらっしゃるでしょうが、アミノ酸が含まれているオーガニックシャンプーは洗浄力にも期待が持てます。

 

2.オーガニックシャンプーでもおなじみのアミノ酸

まず、アミノ酸を含んだシャンプーとはアミノ酸系界面活性剤が使われているもので、髪の毛との相性がよいのが魅力です。単純な洗浄力では合成界面活性剤の方が上ですが、アミノ酸系界面活性剤の中でもアラニン系やグリシン系と呼ばれるものはよく泡立つために洗浄力にもそれなりに期待が持てます。肌の乾燥は敏感肌の人にとって悩ましい問題ですが、乾燥した肌はアルカリ性、そして一般的なシャンプーもアルカリ性なので、よりアルカリ性が強まり肌の乾燥を悪化させかねません。理想的な肌は弱酸性なので、弱酸性のアミノ酸が含まれているオーガニックシャンプーは肌のバランスを改善する効果も期待できます。

そして、個人的にはアミノ酸が含まれたシャンプーは髪の毛のツヤが出やすいと感じました。しっとりとした髪の毛に憧れているのであれば、ぜひアミノ酸が含まれたオーガニックシャンプーを試してみてください。個人的にオーガニックの分野に関わっているためオーガニックシャンプーをひいきしている面もなくはないかもしれませんが、洗浄力の弱さという弱点より肌に優しいという魅力の方が上回っていると感じました。

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