オーガニック食品で内側からのボディーケア
外側からのボディーケアをする方は大変多いですが、食べ物まで注意できていますか?いくら表面だけを気をつけていても、体を作り上げているのは食べ物です。その食べ物が添加物が入りすぎていたり、農薬がたっぷり使われていたりすると、やはり気になりますよね。そのため、内側からのボディーケアには、オーガニック食品も1つの選択肢となります。
オーガニック食品について知ろう
スーパーなどで買い物をしていると、一般の売り場とは別に「オーガニック食品コーナー」を見かけることがあります。オーガニック食品というのは、化学処理された肥料や農薬を使わずに栽培されたもので、有機JAS認定を受けていなければオーガニックと表示することはできません。有機JAS認定は今のところ食品だけで、化粧品などは国が認定しているわけではなく、オーガニックの基準は曖昧となっています。
オーガニック食品のメリットとデメリット
オーガニック食品のメリットはというと、食品の安全性が保証されていることです。食品添加物は基本的に安全性が確認されたものしか使われていませんが、今後ある添加物が良くないものであることがわかり、使用を禁止されることがあるかもしれません。オーガニック食品の場合、こういった添加物で危険な目に合う可能性は低くなります。残存農薬についても同じです。害がない程度の残存農薬だとしても、それを何十年と食べ続けていたらどうなるでしょう。最初から農薬を使わないのならこういった心配はないわけです。また、農薬や化学肥料を使いませんから川や海を汚すこともありません。環境にも優しく、農家の方々の健康も守ることができます。そして、有機栽培された食品(オーガニック)の方がおいしいという調査結果もあります。一方デメリットはというと、農薬や化学肥料を使わないとなると害虫対策などに人員や費用がかかることになり、その分値段に跳ね返ります。コストがかかるので作りたくないという農家も多く、流通量が少ないというのもデメリットになります。オーガニック食品は、保存料などの添加物を使っていませんから保存がききません。こういったことから買いだめができないため一人暮らしや少人数の家族には使いにくいと言われています。現在、添加物や残存農薬などが原因と考えられるアレルギー等の問題も起きています。こういったことを無くすためにも、オーガニック食品がもっと広まり、オーガニック栽培が当たり前という時代が来るような環境づくりが大切になります。