オーガニックシャンプーの定義
オーガニックシャンプーだけでもかなり多くの商品が販売されています。有機栽培の植物が一種類でも含まれていれば、オーガニックシャンプーとかオーガニックコンディショナーなどと呼ぶことができるので、本当に自分に合ったものを正しく選ぶようにしましょう。自分の髪質に合ったものの選び方を知り、髪や地肌に優しいものを見つけるようにしたいものです。
シャンプーに含まれる成分からチェック
オーガニックシャンプーを選ぶときには、商品に記載されている成分をチェックしましょう。主な成分は、石油系、アミノ酸系、ベタイン系、グルコシド系、PPT系(タンパク質系)の5つです。それぞれメリット、デメリットがありますので、自分にはどれが合うかチェックしましょう。
・石油系(ラウリル硫酸カリウム、ラウレス硫酸ナトリウムなど)
泡立ちが良い、洗浄力が優れている、安価であるというメリットがあります。デメリットは、頭皮が乾燥しやすくなるので、頭皮環境が悪くなる可能性があることです。
・アミノ酸系(ラウロイルメチルアラニンNaなど)
メリットは、髪と同じ成分なので髪と頭皮に優しい、洗浄力が適度であることです。洗浄力が弱いため、洗いあがりのすっきり感が乏しくなるのがデメリットです。
・ベタイン系(コカミドプロピルベタインなど)
メリットとして、ベビーソープにも使われている天然成分からできていること、子供から大人まで家族で使えることが挙げられます。デメリットはというと、泡立ちが少なく、洗浄力がやや弱いことです。
・グルコシド系(ラウリルグルコシドなど)
この成分はブドウ糖を原料としているため、安全で低刺激、潤いを保つことができるのがメリットです。一方、デメリットは洗浄力が弱いことです。
・PPT系(ココイル加水分解コラーゲンNaなど)
この成分は髪と同じたんぱく質なので、髪に優しいのがメリットです。トリートメントしながら洗えます。高価なのがデメリットです。
これらの中から自分の髪質や好みに合ったものを選ぶと良いでしょう。人工化合物であるシリコンやパラベンが含まれているものは避けた方が良いでしょう。