普段購入している野菜やお肉、卵などがオーガニック食品なのかチェックしてみたことはありますか。オーガニックは野菜のみだと思っている人もいるかもしれませんが、実はオーガニックにはお肉や卵、化粧品など食べ物以外にも数多くの種類があります。しかし、どれがオーガニックのものなのか判断できないというケースは少なくありません。オーガニックのものには有機JAS認定マークと呼ばれるマークが記載されており、購入する際にパッケージで確認することができます。有機JAS認定マークが必要になるのは大きく分けて有機農産物、有機畜産物、そして有機加工食品、有機飼料の4つに分けられ、どれも最終的には人間の口に入るものとして関係があります。
有機JAS認定マークとは?
有機JAS認定マークは2000年に農林水産省が定め、厳しい審査をクリアしたもののみが有機JAS認定マークを獲得し、オーガニックと記載できるようになりました。これは国産品だけでなく輸入品も対象になり、有機JASマークがない場合はオーガニックと名乗ることができません。有機JAS認定マークを獲得するためには、土壌を使用した農業生産を基本とすることや、3年以上農薬や化学肥料を使用していないことなど、細かい基準をクリアする必要があります。できるだけ自然の状態で農作物を生産し、栽培することを基準としているため、人間にとっても安全だと言えるのです。
有機JAS認定マークは、太陽と月、そして植物がモチーフになっており、自然の力で栽培すること推奨しています。オーガニックと聞くと身構えてしまう人も多いですが、まずは身近なスーパーで、有機JAS認定マークがどの程度普及しているのか確認してみましょう。今まで気にせず買い物していた人でも、一度目にするようになると意外なところで発見することがあるかもしれません。有機JAS認定マークを気にするようになると、オーガニック商品がより身近に感じ気軽に購入できるようにもなります。